いよいよ旅も後半の二日目になりました。
日帰りで登って帰れる山ですが、一泊することでゆっくりと落ち着いた時間を過ごすことができました。
こんなに山頂エリアで過ごすことができて幸せ。
では、2日目です。よろしくお願いします!
1日目の記事はコチラ>>>1日目:野呂山1泊2日(JR安芸川尻駅~野呂高原ロッジ泊~JR安登駅)
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目次
2日目 野呂高原ロッジ泊~JR安登駅
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日出
- 泊りの日の楽しみは、日出です。
- 普段はしない、非日常の行為です。
- 日出って感激しますね。そして、朝焼けはキレイ。
今はiPhoneで方角を見れば、どちらの方向から日出が上がってくるかもわかります。
便利な道具です。
- 方角 105° 東
まだ、日出が遅い時間ですね。
日出を見たあとはまた少し、近所を散策です。
朝食前の散策
ロッジからすぐ近くにある氷池の周りを散策しました。冷たい空気が気持ちいです。
若い時はしなかった行動です。
いつも眠くて寝ていました。
朝食前に散策を楽しむ年代なんですね。としみじみ。
カモがいて、餌をもえらるかと思っているようで、必死にすーーーっと泳いできました。
ごめん、かもさん、私たち餌もってないのよ。
朝食(7:30)
散策を終えて、ロッジへ戻ってきました。
楽しみな朝食です。
日本の朝ごはんですね。
ごはん味噌汁お代わり自由です!
夫は、ご飯とお味噌汁をお代わり、妻はお味噌汁をお代わりしました!
ちなみに、卵は生卵でした。
食堂がロッジの東側にあるので、朝日が差し込んでいます。
完食です。
ごちそうさまでした。
作戦会議 予定変更し、安登駅へ下山する
当初の予定は、上りで歩いていないコースを行きながら、安芸川尻駅へ戻る予定でした。
しかし、昨日弘法寺へ行ったときにお世話をしている人から、JR安登駅からも登れるというおことを聞いたのです。
この野呂山は、広駅や安登駅にも下山するルートがあるのです。
昨日弘法寺へ行った際に、この日は弘法大師の命日にあたる日とのこと。
せっかくなので、弘法寺参道にもなるという安登コースを降りることにしました。
その前にこの山域の最高地点『膳棚山』に寄ってこようということで出かけましたが・・・
この後大変なことに・・・
参考サイト)国民宿舎野呂高原ロッジ>周辺情報・観光>野呂山散策・山頂マップ
http://www.norosan.or.jp/kanko/images/map/santyomap.pdf
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野呂高原ロッジ出発(8:51)
- ご飯を食べて、身支度を整えて、遅い出発です。ちょっとたくさん朝ごはんを食べすぎました。朝ごはんが用意されていてサイコーー!こんな山旅もいいですね。
十文字ロータリー(野呂山)(9:07)
めずらしい、ロータリーです。
気を付けてロータリーをわたり、進みます。
膳棚山へ向けて出発!
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膳棚山アンテナ施設(9:22)
あらら、行き止まりの標識通り、行き止まりでした。
しかも、有刺鉄線が激しいです。見るからに痛々しいです。
山頂はどうやらあの有刺鉄線の奥にある様子。
う~ん、どうしたものか?
ヤマレコで確認すると足跡があります。
ちょっと引き返して、足跡を追ってみることにしました。
黄色いテープが巻きつけられている木を発見どうやらこの辺りから入り込むようです。
足跡をたどって、先へと進みます。
はるか遠くに見えていたアンテナが目の前に見えます。
でも、有刺鉄線が怖すぎます。
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膳棚山(9:33) 山頂へ行くのはお勧めしません
膳棚山(839m)の文字を書いた板がフェンスに所々くくりつけてあります。
どうやら、三角点には近づけないために、一番近づけるこの地点を山頂とした模様です。
ここまでの道は荒れていますし、所々わかりづらいので、迷う可能性があります。
自信のない人はココへ来ることはお勧めしません。
危ないですからね。
安全登山が一番大事!
ヤマレコとテープを頼りに、進みます。
ワイヤーなどが張られている箇所がありますので、行かれる方はどうぞ気を付けてください。
あれれ、山頂付近には民家があるようです。そして、畑がありました。
地図とテープを目印に進みます。
野呂神社の裏手へ出てきました。
あ~、やっとまともな道を歩くことができます。
ちょっと久々に冒険しました。
寄り道の膳棚山を後にして、再び、十文字ロータリーへでて、それから氷池まで出てきました。
氷池をあとに、今度は昨日も見学に行った弘法寺へ向かいます。
野呂山山頂エリアはとても広くて多くの観光ができるのも魅力ですね。
途中のお地蔵さんたちにはきれいにお花が生けられています。
地元のお世話をしてくださる方々に大事に守られているんですね。
札所巡りができます。
10か所近くがまとまってありますよ。
おそらく今回の山行では100体近いお地蔵さんを見たと思います。
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弘法寺(10:34)
弘法寺からの眺めは最高ですね。
今日も瀬戸内海や島々、山々がきれいに見えます。
鐘をつかせてもらいました。
整備された山道を下っていきます。
札所があります。
下山していきます。
良い道です。
石の階段もあります。
「かん千音岩札所0.15km」の方向へ進みます。
『かん千音岩札所41~50番』のサインです。
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仁王門(10:52)
『仁王門30m』の道標がありますが、そうではない気が・・・
100mくらい降りるつもりが良いと思います。
こんな感じの道で少しわかりにくいところがあります。
立派な仁王門がありました!
これを建設するのは大変だっただろうと思います。
心無い方々のいたずら書きが多くて残念ポイントです。
馬の背三本松方面へ向かいます。
歴史コースの道標ありますね。
このコースは道標が多いです。
休憩所の方向へ進みます。
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馬の背展望台(11:22)
広くて長めのいい広場です。東屋もあるし、テーブルと椅子もあります。
いい休憩所です。
そして眺めも最高!
ちょっと眺めた後は、また歩き始めます。
弘法寺までが十丁なんですね。1100mともかかれていてます。
やっぱり、メートルの単位がなじみがありますね。
お地蔵さんがたくさんあるんですが、新鮮な榊をお供えしていてお地蔵さんも嬉しいそうに見えます。
弘法寺まで十三丁、かなり下山してきました。
忘れたところで、札所がありました。31番40番札所です。
登山口の三本松公園まではいつの間にか400m地点まで来ていました。
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崩落渡渉点(11:49)
災害によって崩れた跡があります。
災害を見ながら進んでいくと、三本松まであと330mのサインです。
大きな落石です。
災害があっても、お地蔵さんを大切に祭ってあります。
ちょこんとかわいい。
こっちにも
優しいお顔をしています。ほのぼのします。
ほのぼのしていたら、もう三本松0.2KMのサインがありました。
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三本松公園(12:08)
いきなりです。とっても人工的な池が現れました。
これが、三本松と書かれていた、三本松公園のようです。
鶴が水を口から出しています。
おどろいた~。
札所1番~10番
ここからスタートしていたんですね。
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三本松公園入口12:12
さて、この時に夫が帰りの電車を調べ始めました。
ヤバいです!
次の電車を逃すとどうやら2時間待ち?
え~、それは避けたい、
だけど、時間がない・・・
これから私たちは、かなり急ぎ足でちょっと小走りも入れながら下山しました。
一泊二日の楽しい山行の余韻はまるでありません。
山から離れる悲しみを味わう時間もありません。
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JR安登駅到着(12:37)
間に合った~!!(嬉しい)
安登駅発、広島方面行は
12:45分を逃すと、次が14:32まで来ないのです。
(2021.02.20現在の情報)
なんとか、小走りをいれて、余裕をもって間に合うことができました。
さいごは三本松公園からはバタバタでした~。
私たちらしいーー(笑)!
山行記録
スタート地点:JR安芸川尻駅10:35
11:00川尻登山口11:01
11:17「かぶと岩コース」、「どんどんコース」分岐11:17
11:48たいこ石分かれ11:49
13:41かぶと岩園地13:42
14:03弘法寺14:03
14:05玉すだれの滝14:13
14:16弘法寺14:38
14:45星降る展望台14:48
15:04県木の森15:05
15:15野呂高原ロッジ泊
- 2日目
- 山行3時間5分
- 休憩37分
- 合計3時間42分
- 泊野呂高原ロッジ08:51
- 09:07十文字ロータリー(野呂山)09:07
- 09:14一本杉09:14
- 09:22膳棚山アンテナ施設09:30
- 09:33膳棚山09:35
- 09:53一本杉09:53
- 09:58十文字ロータリー(野呂山)09:58
- 10:16氷池10:16
- 10:34弘法寺10:39
- 10:52仁王門11:07
- 11:22馬の背展望台11:27
- 11:48崩落渡渉点11:49
- 12:07三本松公園12:08
- 12:12三本松公園入口12:12
- 12:37JR安登駅G
標高データ
出発時刻/高度: 10:35 / 4m
到着時刻/高度: 12:37 / 52m
合計時間: 26時間2分
合計距離: 17.6km
最高点の標高: 839m
最低点の標高: 4m
累積標高(上り): 1121m
累積標高(下り): 1063m
さいごに
久しぶりの一泊二日の山行でとても楽しかったぁ。
そして、家から近い場所にわざわざ一泊する楽しみがわかりました。
特に、近いと日帰りが可能なため、前回は日帰り登山でした。
前回行ったことを懐かしみながらの登山でしたし、野呂さんの頂上付近が見どころがたくさんあることを始めて知りました。
そして、膳棚山は行かないほうがいいとわかったことも収穫ですね。
行ってみないと良さも悪さもわからないですものね。
今回は久々の投稿になりましたが、県内の山には日帰りで行っていましたので、またその時のことも記事にしていきたいと思います。
ここまで読んでくださってどうもありがとうございました。